小児歯科|岩手県盛岡市の歯科・矯正歯科・インプラントならうしぶくろ歯科医院

ご予約
お問い合わせ

小児歯科

小児歯科医によるお子さまに寄り添った治療 Pediatric dental treatment

小児歯科医によるお子さまに寄り添った治療

小児歯科では、虫歯治療はもちろんのこと、お子さまの成長に合わせた適切な予防ケアをご提供し、お子さまがご自身で正しい口腔ケアができるようにサポートしていきます。
小児歯科で大切なことは、「お子さまが安心して歯科医院に通えること」です。なぜなら、お子さまの歯を健康に保つためには、歯科医院での検診や予防処置の継続がとても重要だからです。
当院では、嫌がるお子さまを押さえつけて無理やり治療するようなことはしません。小児歯科に精通した歯科医師が、お子さまのペースに合わせて治療を進めていきます。
生涯にわたってお子さまの口を健康に保つためには、「虫歯になってから歯医者に行く」のではなく、「予防のために歯医者に行く」という習慣をつけていきましょう。
お子さまの歯医者デビューがまだという方も、まずはフッ素塗布から始めてみませんか?

小児歯科医のご紹介 Pediatric dentist

小児歯科医:佐々木

昭和52年~令和2年 笹川小児歯科医院開業、院長として勤務
令和2年~ うしぶくろ歯科医院勤務

小児歯科医として開業し、40年以上子どもたちの歯科治療と予防ケアを行なってきた経験をもとに、お子さま一人ひとりに合わせた診療をご提供します。お子さまの歯や口腔ケアについての疑問もお気軽にご質問ください。

子どものうちから予防習慣を身につけましょう Preventive habits

子どものうちから予防習慣を身につけましょう

乳歯が虫歯になると、永久歯の発育が阻害されるだけでなく、生え替わった大切な永久歯の虫歯リスクも高くなります。
永久歯は一度虫歯になると、どんなに質の良い治療をしたとしても、健康な歯と同じ状態に戻すことは二度とできません。虫歯の再発と治療を繰り返すような負の連鎖をお子さまの口で起こさないようにするためには、適切な予防ケアと予防のために歯科医院に行くという習慣を身につけることが大切です。
お子さまの歯が生えたら、まずは検診とフッ素塗布を受けに当院にお越しください。
私たちと一緒にお子さまの口の健康づくりをしていきましょう。

お子さまの虫歯予防のポイント Points of prevention

虫歯の感染に気をつけましょう

虫歯の感染に気をつけましょう

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の原因菌は存在しません。子どもが虫歯になってしまうのは、保護者の方など周囲の人から虫歯が感染してしまうことが原因の一つとされています。
お子さまの歯を虫歯にさせないためには、お子さまの口の中に虫歯の原因菌が入り込まないようにする必要があります。スプーンなどの食器を共有するのは避け、キス以外の方法でお子さまに愛情を伝えるようにしましょう。
また、感染のリスクを下げるため、お子さまの周りの人に虫歯がある場合は、しっかりと治療しておきましょう。虫歯がない場合でも、歯科医院で予防処置を受けておくことをおすすめします。

毎日歯を磨く習慣を身につけましょう

毎日歯を磨く習慣を身につけましょう

歯が生えはじめる生後6ヵ月ごろになったら、歯磨きを始めましょう。まずは食事のあとに白湯や水を飲ませたり、清潔なガーゼで口の中をぬぐったりなど、食べかすが口に残らないようにすることから始めていきます。その次は、歯ブラシに慣れさせるためにお子さまに赤ちゃん用の歯ブラシを歯固め代わりに与えてみましょう。
1歳になるころから1日につき1回は歯ブラシで歯を磨くようにし、1歳半ごろには就寝前の歯磨きを習慣にしていきましょう。
お子さまの適切な歯磨き方法については、当院にて丁寧に指導します。

虫歯になりにくい食生活を意識しましょう

虫歯になりにくい食生活を意識しましょう

おやつはできるだけ虫歯になりにくいものを与えるようにしましょう。子どもにとってのおやつは栄養素を補うためのものであり、砂糖の入った甘いお菓子である必要はありません。おにぎりや果物、ふかしたいもなどがおすすめです。
また、食事の回数や食事にかける時間も注意しましょう。おやつの回数が多かったり、ダラダラといつまでも食べていたりすると、口の中に糖分が存在する時間が長くなって虫歯リスクが高まります。
食事は決まった時間に短時間でとるようにし、次の食事まで2~3時間はあけましょう。また、飲み物は砂糖を含まない水やお茶にすることも大切です。

定期検診を習慣づけましょう

定期検診を習慣づけましょう

虫歯を予防し、お子さまの口の健康を保つためには、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。検診で虫歯などの病気のチェックやフッ素塗布などの予防処置を受けることで、虫歯の早期発見と予防が可能になります。
また、子どものころから歯科医院に通う習慣ができると、口の健康への意識が高まるうえに適切な歯磨き方法を身につけられるため、大人になってからも口の健康を維持しやすくなります。
当院ではお子さまが安心して通える対応と環境づくりに努めますので、ぜひお子さまに「歯を守るために歯医者に行こう」といったお声がけをしていただき、定期検診にお越しくださいますようお願いします。

お子さまの歯を虫歯にさせないための治療 Prevention of tooth decay

フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素(フッ素化合物)を含む薬剤を歯の表面に塗る処置です。フッ素には、虫歯の原因菌が酸を出すのを抑えるほか、歯を強くし、歯の自己修復力である再石灰化を促す働きがあるため、虫歯にかかりにくくすることが期待できます。
フッ素塗布による予防効果は数ヵ月持続しますが、定期的に塗布することで、予防効果を維持できます。
とくに生えたての乳歯や永久歯は虫歯の出す酸に弱いので、フッ素塗布をおすすめしています。

シーラント

シーラント

奥歯の溝をフッ素成分が配合された歯科用レジンで埋める処置です。
子どもの奥歯にある溝は、深くて複雑な形状をしており、歯垢を除去しづらいために虫歯にかかりやすいとされています。
奥歯の溝を歯科用レジンで埋めれば、歯ブラシで歯垢をしっかりと除去できるようになり、虫歯から歯を守れます。
なお、シーラントで使用する歯科用レジンは虫歯治療の詰め物に使用するものと同じ素材なので、お子さまの体に害をおよぼす心配はありません。

歯磨き指導

歯磨き指導

虫歯予防の基本は何といっても歯磨きです。毎日歯磨きをしていても、歯垢をきちんと除去できていなければ、虫歯は予防できません。
歯磨きを習慣づける子どもの時期に、適切な歯磨き方法を身につけられるようになると、将来の虫歯リスクを大幅に下げられます。
小児歯科では、年齢に応じた歯磨き指導を行ないますが、小さなお子さまの場合は、お子さまご本人に指導するだけでなく、保護者の方にも仕上げ磨きのコツやポイントをお伝えします。

小児矯正 Pediatric Orthodontics

小児矯正

お子さまの歯並び、気になっていませんか?乱れた歯並びや噛み合わせは、将来お子さまのコンプレックスとなってしまう可能性があります。また、歯ブラシで清掃しにくいために虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

小児矯正では、顎の成長をコントロールし、永久歯が適切に噛み合った状態できれいに並ぶように歯列の土台を整えていきます。
子どもの時期から矯正治療を始めると、コンプレックスを早期に解消できるだけでなく、治療における抜歯の回避や顎の変形の防止も期待できます。

お子さまの口の状態によっては、早めに治療を開始したほうがよい場合もありますので、お気軽に当院の無料相談をご利用ください。お子さまに必要な治療だけでなく、治療を開始するタイミングや治療にかかる期間、治療費などについて丁寧にご説明します。

小児矯正の進め方

成長期に行なう小児矯正は、「1期治療」と「2期治療」の2段階に分けて進めていきます。
1期治療では永久歯が適切に生えるための土台作りをし、永久歯が生えそろったら2期治療に移行して矯正装置で歯を動かしていきます。

1期治療

乳歯と永久歯が混在している時期に行ないます。指しゃぶりなどの不正咬合の原因となる癖を改善しつつ、歯列の土台となる顎の成長をコントロールして上下の顎のバランスを整えます。
1期治療を行なうと、2期治療の治療期間を短縮できるだけでなく、抜歯せずに歯並びを整えられる可能性が高くなります。症例によっては1期治療のみで矯正治療が終わる場合もあります。

2期治療

永久歯がすべて生えそろってから行ないます。大人の矯正治療と同じように歯に矯正装置をつけ、より歯並びと噛み合わせが適切な状態になるように歯を動かしていきます。
2期治療では、お子さまの年齢が中学生~高校生になるため、お子さまにも治療内容とその必要性を十分にご説明し、意志の確認をしたうえで治療を進めていきます。
なお、1期治療で歯列の土台を整えておくとよりスムーズに治療を進められますが、1期治療を受けていない場合でも、2期治療から治療を始められます。

フッ素塗布にともなう一般的なリスク・副作用

・保険診療となるのは、13歳未満で、虫歯予防の指導を継続的に受けているにもかかわらず虫歯の多い子どもに限られます。健康な歯に対する虫歯予防目的で行なう場合は自費診療(保険適用外)となります。
・補助的な予防ケアとなり、虫歯にならないわけではありません。あくまでもきちんと歯磨きをしていることが大切です。
・効果が永続的ではないので、年に数回フッ素を塗布してもらう必要があります。
・フッ素塗布を必要以上に繰り返したり、歯科医院でのフッ素塗布のほかにフッ素配合の歯磨き剤などを多用すると、フッ素の過剰摂取になる可能性があります。

シーラントの処置にともなう一般的なリスク・副作用

・保険診療となるのは6~12歳の子どもで、初期の虫歯があると診断された乳歯か、生えたての永久歯に限ります。13歳以上の子どもや、健康な歯に対する虫歯予防目的で行なう場合は自費診療(保険適用外)となります。
・補助的な予防ケアとなり、虫歯にならないわけではありません。あくまでもきちんと歯磨きをしていることが大切です。
・処置後少しずつはがれてくるので、効果は永続的ではありません。はがれてきたら、再度処置してもらう必要があります。
・シーラントの下で虫歯が進行していることがあり、虫歯の発見が遅れる可能性があるため、継続的な定期検診の受診が必要です。

矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)生えそろう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろった後に行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

019-647-8668 9:00〜12:30/14:00〜18:00
[休診日]水曜・日曜・祝日